小川洋子さんの短編小説が「ニューヨーカー」に掲載
<小川洋子さん>米国デビュー「ニューヨーカー」短編掲載へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040827-00000022-mai-soci[Yahoo!ニュース - 社会ニュース - 毎日新聞]2004/08/27
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小川洋子さんの短編「夕暮れの給食室と雨のプール」が、米国で最も権威ある週刊文芸誌「ニューヨーカー」に英訳掲載されるそうです。
小川さんの作品はフランス語とかには訳されていますが、英訳は初めてだそうです。
「夕暮れの給食室と雨のプール」は『妊娠カレンダー』〈文春文庫〉収録。
1991年に「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞してから最初に書いた作品だそうです。
文庫本で40ページほどの短編なので、読んでみました。
…………
家族の反対などの不安を抱えながら結婚しようとする若い女性。
小さい息子を連れ歩いて宗教の勧誘をする男。
千人規模の大量の食事を用意する小学校の給食室。
給食室を外から見ながら、小学校のときの不快な思い出(夕暮れの給食室と雨のプール)を語る男。
…………
食事という肉体に直結する行為を強制される「給食」に対する嫌悪感ってありますね。
給食室で大量に加工される食品は、世間に流される毎日の生活を凝縮しているようで、慕わしくもあり煩わしくもあります。
子どもだった当時は溺れそうに息苦しかったことも、小さなきっかけで乗り越えました。
それを思い出せば、大人になってからも不安に立ち向かう勇気を出せます。
小学校のとき、まったくできなかった鉄棒の逆上がりが毎日練習しているうちにできるようになりました。継続することで力不足だった腕の筋肉がつき、腕で自分の体を支えられる感覚に気づき、だんだん自分の能力を信じられるようになったのです。そんなことを思いました。
ところで、小川さんは本当に犬が好きですね。しかも気性の穏やかな大型犬。ペットを飼わない人間から見ると驚くぐらいウェットな部分まで活写しています。
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