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2006年7月16日 (日)

『ハチミツとクローバー(9)』羽海野チカ

『ハチミツとクローバー(9)』羽海野チカ

買った帰りに電車で読んで、涙を流して泣いてしまいました。

はぐが利き腕の神経を切断する大怪我を負ったとき、神経がつながっていることを確認するために痛み止めを拒否して利き手の感覚を探していました。事故のひどさを生々しく感じて怖くなりました。

「側にいる人間が揺らいだら、溺れている人間が掴まるものが無くなってしまうだろ?」
花本先生も、自分の親友が亡くなったとき動揺してしまい、残された親友の奥さん(理花さん)を支えきれなかった後悔があります。だからこそ今度は揺るがない覚悟をしたのでしょう。
そして、自分の大切な人の危急の時に、自分の足場も金も覚悟もないばかりに支えられない無力さが身にしみます。

「けれど
 ぼくらは結局最後まで みんなで海に行く事はなかった
 -なぜか ただの一枚も写真が残っていない僕らには
 あの時 目の前に浮かんだみんながいる風景だけが
 瞳の奥に焼きついて 一生消せない 1枚になった-」

雑誌連載時にこのセリフを読んだとき、いつかみんな離れていく予兆に切なくなりました。

7月22日公開の映画版『ハチミツとクローバー』では5人そろって海に行くシーンがあるそうです。ストーリーは変えながら、うまく原作のエピソードを織り込んでいるらしいです。そんでもって音楽が菅野よう子さんだそうです(『天空のエスカフローネ』以来好きです)。いろんな雑誌でキャストやスタッフや原作者のインタビューを読んでいるうちに興味わいてきました。映画は見に行く時間があるかわからないけど、映画のサウンドトラックCDだけでも買おうかな。

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