「コーラス」9月号を読んだら羽海野チカ『ハチミツとクローバー』の最終回でした。
雑誌表紙もトビラも「最終回」とは書いていませんが、最終ページに「おわり」の文字が……。
最新刊の『ハチミツとクローバー(9)』が5月号掲載分まで収録。
私は6月・7月・9月号(今月号)は読んでますが、8月号(先月号)は読んでいません。
以下、ネタばれありの感想を書きます。
結局、5人グループ内でのカップルは成立せず、はぐ-修司、真山-理花、山田-野宮と、3人は外部の年上とくっつきそうで、森田と竹本は自分のやりたい仕事をやるために旅立った。
はぐは恋愛というより、自分の才能を生かすために助けてくれる人を選んだのかも。森田を意識していたのも、恋愛より作品作りのライバルと目していた気がする。
自分の人生のために他人の人生をつぶすのが傲慢なのはわかっているから、自分ひとりで戦おうとしたのが9巻の初め。けど大怪我で自分ひとりでは無理なところに落ちて、修司に頼った。そんでも修司は、はぐが一番つらいときに自分を選んでくれたのがうれしいんだろうね。
はぐが、旅立つ竹本に渡したサンドイッチには泣けた。はぐの好きな甘いもの(ハチミツ)と幸せのお守り(四葉のクローバー)で、竹本の幸せを精一杯祈っている。タイトルの「ハチミツとクローバー」をここで使うとはやられました。
好きだけどお互いの生き方の違いで別れる話が好きなので、私としては納得の最終回です。気に入らない人もいるかもですが。
ラストが列車のホームでのお別れだったので余計に、はぐがメーテルに思えてくる。二度と帰らない青春の幻影。
今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車が行く。
一つの旅が終わり、また新しい旅立ちが始まる。
さらばメーテル。さらば銀河鉄道999。
さらば少年の日よ。
(映画版『銀河鉄道999』ラストシーンの名ナレーション)
ハチクロで銀河鉄道999ネタ何度かやってますね。ローマイヤ先輩の話のラストが999のパロディだし、森田さんのアパートの部屋が999の機関室に改造されていたりとか。
そういえば、ハチクロから女子成分を抜いて1話にまとめると第4話(ローマイヤ先輩の話)で説明できちゃうんだよね。貧しくもジューシィで輝かしい大学生活と悲しい別れ。羽海野先生がどこかのインタビューで語っていた話によると、もともと竹本・真山・森田の3人からキャラができて、あとから女子キャラを投入したそうだし。