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2008年1月16日 (水)

ドラマ「ハチミツとクローバー」第2回感想

1月15日放送のフジテレビ系列ドラマ「ハチミツとクローバー(ハチクロ)」第2話を見た感想。

人見知りの激しいはぐみが1ヶ月やそこらで森田や真山に笑ったり話しかけるのは変でしょう。そのくせ、はぐみが竹本に対して敬語でよそよそしい。
当初は男子では竹本君にだけ懐いて少しづつしゃべる、小動物のようなはぐちゃんの繊細な愛らしさが失われています。原作では周囲の言葉に傷ついて吐いたり熱を出したりする過敏な子が、ドラマでは周囲を気にしない天然系というより反応のずれた鈍感な子に見えます。
森田さんの、はぐのキャラクター性に刺激された素敵な創作活動と、好意と感じられない(本人も自覚できていない)激しい愛情表現の楽しさがありません。あの人は、芸術的才能がざぶざぶあふれてるのに周囲に迷惑かけまくりの小学生レベルの行動というギャップが魅力なんです。森田がキスして気障なセリフをはくか? あんな森田にキスされてはぐみが恋するか? とりあえず、芸術家の指にガラスのかけらはやめろ。怪我する。

ハチクロワールドは、大切な女の子たちを幸せにするために、若者たちがじたばたもがき苦しむ青春を温かく見守るのが楽しいんです。女の子たちに魅力が感じられないし、野郎どもの女子に対する態度も粗末。どんどんみじめな気分になります。

お笑い(ギャグ)が寒いのも見続けるのが辛いです。「コマネチ」なんてやったら、はぐみに物陰から白い目で見られるのがオチでしょう。最近のお笑いバラエティ番組は見ませんが、あんなレベルのギャグでウケるんですか。
……なんで木村祐一が今週も出ているんですか。殺意が芽生えます。無駄に金運がいいのは森田さんの役です。ローマイヤー先輩が乗る車はフォードのトラックでしょう(オフィシャルファンブックvol.0の作者インタビュー参照)。

原作への愛が無かったら、目を背けてチャンネルを変えるレベルです。

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ドラマ版ですが、初回は、 うーん、やはりハグちゃんが中学生にしか見えないな… くらいで済んだのですが 2回目見て、原作やアニメの持ってたイメージが音をたてて砕け散っていきました なんだコマネチって、あの展開 Σ(´□`;) いや、役者がどう... [続きを読む]

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