ドラマ「ハチミツとクローバー」第11回〈最終回〉感想
3月18日放送のフジテレビ系列ドラマ「ハチミツとクローバー(ハチクロ)」第11話〈最終回〉を見た感想。
はぐみは花本先生を選んだ、というより他の男が旅立ってしまって花本先生しか残らなかった感じです。
盛り上がりに欠けるけど、ドラマにおける花本先生とはぐみの関係性の希薄さから言って、パートナーというより保護者と被保護者くらいの結びつきで丁度いいか。
はぐみ自身が選んだ結末(エンディング)と言えますけどね。
若者たちに、自分と一緒にいるより己の才能の可能性を伸ばせと突き放したのは彼女だから。
森田は世界放浪の旅。世界中に自分の作品を残すって面白そうだけど、大学卒業も放棄していまさら自分探しですか。今、森見登美彦の『【新釈】走れメロス 他四篇』〈祥伝社〉を読んでいるので、天才が大学卒業できなかったら大文字山に篭って怪異と恐れられるぐらいやってほしい。
竹本ははぐみのリハビリにつきあうつもりが、結局は長距離バスに乗って宮大工集団の元へ旅立ちました。
ドラマ前半の投げやりな態度に比べてしっかりしてきました。リハビリのときに自分の旅の話をするのもよかったし、一度断った宮大工の仕事を自分で電話をかけて頼み込む姿勢も成長を感じます。
ドラマ開始前は楽しく視聴することを期待したけど、序盤から寒いギャグで真剣に見る気を削られて悲しかった。シリアスシーンはわりといい雰囲気だったのに。
それでもラスト、はぐみからもらったハチミツクローバーサンドイッチを竹本があけたところでエンディングテーマ「キャンバス」が流れてちょっとじんときました。
毎回エンディングだけは仲間たちが楽しそうだったことと、センチメンタルな曲が別れと旅立ちにマッチしていい雰囲気出していました。うまく行かなかった恋をした日々は意味があったと懐かしく振り返ることができてきれいにまとまりました。
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