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2008年3月 1日 (土)

「カナリア姫とオウム王子」清原なつの

清原なつのさんの新作短編読切「カナリア姫とオウム王子」(24P/カラー扉2P)が「フラワーズ2008年3月号」(小学館)に載りました。
以下感想。ネタバレ注意。

歌を忘れた籠の鳥の歌姫と、彼女の逃亡を助けるテロリストの少年。
清原さんの昔の作品を思い出させるモチーフがちりばめられています。
小さいころから軍事目的の特殊能力を訓練されるのは「千の王国 百の城」の毒娘。故郷の村の消失の危機、記憶の混乱は「さよならにまにあわない」。愛する人の臓器を移植されてふたりがひとりになって生き延びるのは「真珠とり~まりあ」。管理された高度文明社会は〈アレックス・タイムトラベル〉シリーズ。
由緒正しいSFのエッセンスが詰め込まれています。いろいろ読み返したくなってきました。

※清原さんの過去の作品リスト
夏貸文庫/清原なつの作品リスト

「カナリア姫とオウム王子」の作者コメントで「芸術新潮 2008年 03月号 [雑誌]」で挿絵の仕事をした、とあったので探してきました。
茶道具の特集で、戦国時代の茶人の肖像のカラーイラスト5点(村田珠光・織田信長・千利休・古田織部・本阿弥光悦)。それぞれの人物が座って茶道具を手にとって眺めている図。
なんで茶道具で清原さんかというと、『千利休』〈本の雑誌社〉という利休の生涯を描いたマンガを清原さんが描いているから。
3月5日には筒井康隆さん原作の『家族八景』のコミックスも角川書店から出るそうです。ばりばり仕事しててすごいな。

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