« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月24日 (火)

携帯電話ドコモN904iの「UN ATTIMO」

出かけにあわてて携帯電話(Docomo N904i)の電源を入れている途中に本体をたたんだら、画面に「UN ATTIMO」という表示が出たまま電源のオンもオフもきかなくなりました。
ドコモショップに持ち込んで修理してもらうかとあせりました。
画面が表示されるということは、パソコンで言えば電源が入ったままOSがフリーズした状態みたいなものです。では最終手段の「電源コードひっこぬき(強制リセット)」の出番です。
バッテリーパックをはずして戻して、再度電源ボタンをオンにしたら、いったん「UN ATTIMO」が表示された後いつもの待ち受け画面が立ち上がりました。

家に帰ってからネットで「携帯電話 UN ATTIMO」で検索したところ、「UN ATTIMO」はイタリア語で「少々お待ち下さい」の意味で、N904iの電源を立ち上げるときのメッセージらしいです。
昔の機種のように「Wait a minute」と英語表記の方がわかりやすいのに。
N904iのデザインをてがけたのがイタリア人だからでしょうか。

N904iの初期製品では使用中の再起動などのエラーでこのメッセージが出ることが多かったようで、検索するといろいろひっかかります。
私がこの機種を買った時期はわりと遅かったし、購入したときにショップでアップデートしてもらったので、今までは特に再起動などのトラブルはありません。
トラブルを乗り越えて、ひとつふたつ賢くなりました。

| | トラックバック (0)

2008年6月19日 (木)

NHK趣味悠々「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」第3回

NHK趣味悠々「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」第3回
NHK教育テレビ 2008年6月18日午後10:00~10:25放送
(再放送6月25日午後0:30~0:55)

第3回は、花の色塗り。
トルコギキョウの花をデッサンして色を塗っていきます。

まず植物画の構図の約束事で、1株に枝分かれして複数咲く花の数を減らして描いては嘘になるので、描くなら花のついた枝1本を描くこと。
花の萼(がく)と花の内側が両方見えるように斜め上からの視線で描く。
花びらは中心線を意識してデッサンする。

使った絵具は薄黄(オーレオリン)・黄色(カドミウムイエローライト)・オレンジ(カドミウムイエローオレンジ)・濃赤(ローズマダー)・紫(パーマネントバイオレット)・明るい青(セルリアンブルー)・緑(フーカスグリーン)を使用。

重ね塗りして色の濃淡を作る。
色を塗る前に花びらの部分を水を含ませた筆であらかじめぬらしておく。
色がはみ出たら水でぬらしてきれいなティッシュペーパーで吸い取る。
花の下塗りはローズに薄い黄色を混ぜて明るい薄紅色を作る。
透明水彩絵具は白の絵具は使わず、水の量と黄色の絵具で薄い色を作る。
複雑な色がいくらでもできるのがすごい。小学校の絵具の混色とはぜんぜん違う。

「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」テキストはこちら。
色彩・画材・技法関連本>NHK趣味講座テキスト

水彩紙の水張りが面倒な方には、ブロックになった水彩紙をおすすめします。
20枚ほど重なった紙の塊(ブロック)の一番上にそのまま描いて、絵具が乾いたら1枚ずつ切りはがします。
〈マルマン〉アルシュ水彩紙ブロック


| | トラックバック (0)

2008年6月12日 (木)

名古屋に透明水彩絵具を買いに行く

ホルベイン透明水彩絵具と水彩画用絵筆を買いに名古屋に行った。

まず矢場町のパルコ東館の「世界堂名古屋店」。
ここは絵筆の種類が豊富。世界堂オリジナルの筆はプロも愛用者が多い。
今回はホルベインのブラックリセーブル 700R(丸筆)の細いのと、マルマンのコットマン水彩紙スケッチブック(F0中目)を買う(2割引)。
安いスケッチブックだと、水を含んだ筆でこすると表面の繊維が毛羽立ってきたなくなるから、紙をケチってはいけない。

パルコの書籍売り場に目的の本がなかったので、丸善の名古屋栄店まで歩く。
途中、三越名古屋栄店の入り口で、7階催物会場「鈴木英人絵画展~画業30周年記念」(入場無料)のお知らせを目にする。2008年6月10日(火) ~ 15日(日)の開催で、14日にはご本人がいらしてトークショーをなさるそうだ。
鈴木英人(すずき・えいじん)さんは明るい色づかいの写実的なイラストを描くイラストレーター。イラストは、写真をプロジェクターで投影してトレスしてロットリング(製図ペン)で線画を描き起こして、パントンカラーオーバーレイ(カラートーン)を貼りこんでいく。昔の「FM STATION」や、中学の英語の教科書(「NEW HORIZON」)の表紙で馴染みがある。十代のころはこの人のイラストが好きで、学童用の水彩絵具でがんばってぱきっとした色塗りをして水玉やリボン(公式サイトによると風を表現した空飛ぶナメクジだそうだ)が意味もなくただよっている絵を真似した。展示会は原画やリソグラフ(版画)の即売会で何点か売約済み。年代別に並んだ作品を見ていくと、昔は結構大雑把だったのがしだいに描き込みが細かくなっていく。作品集やポストカードなど手ごろな価格の商品もあったが別の機会に買えそうなので今回は見送り。

丸善名古屋栄店3階の美術書売り場で『色の技法―基本篇 絵具の色に強くなる』(鈴木輝實:著/グラフィック社)と『見てすぐ描けるスケッチの色彩―着彩の手順に沿って色づくりがわかる使用色ガイド』(視覚デザイン研究所)を購入。どちらも透明水彩絵具で混色する手引書である。
丸善の文具売り場でアルテージュのコリンスキーセーブル筆やリス毛筆が定価で販売中。アルテージュって今年の初めぐらいに倒産したらしいが、まだ市場に商品は出回っている。
アルテージュの筆は高くて買う気になれなかったので久屋大通の東急ハンズアネックス店へ行く。ここはあまり筆の種類がない。オリジナル商品のハンズセレクトワッツ水彩紙スケッチブックを買う。
地下街に降りて栄駅まで歩いて島本画材(シマモト)で筆とスケッチブック購入(15%引)。狭い店だけど、ウィンザー&ニュートンやクサカベの透明水彩絵具のばら売りもあっていい品揃え。

散財したけど、いい本が見つかったし、思いがけずいい絵を見られたので幸せ。

| | トラックバック (0)

2008年6月11日 (水)

NHK趣味悠々「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」第2回

NHK趣味悠々「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」第2回
NHK教育テレビ 2008年6月11日午後10:00~10:25放送
(再放送6月18日午後0:30~0:55)

第2回は、色塗り。
ツバキの葉をデッサンし色を塗っていきます。

色塗りの前に水張りの方法を説明しました。
「水張り(みずばり)」とは、水彩絵具やカラーインクなど水を使う画材で彩色するとき、水分で紙がゆがまないようにあらかじめ紙を水で伸ばして平らな板などに張ることです。
普通のテープでは水がつくと粘着力が落ちるため、水分を含ませることで粘着性を出す「水張りテープ」で紙を貼ります。

透明水彩絵具は14色使うことと色名のみ紹介。
今回は薄黄(オーレオリン)・濃赤(ローズマダー)・紫(パーマネントバイオレット)・濃青(ウルトラマリンディープ)・緑(フーカスグリーン)を使用。
テレビだけでは絵具をそろえるのは難しいのでテキストを読んでください。
「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」テキストはこちら。
色彩・画材・技法関連本>NHK趣味講座テキスト
使用する透明水彩絵具の色名ウィンザー&ニュートン アーチストウォーターカラーホルベイン透明水彩絵具)をこちらで説明しています。

色塗りは、緑色にいろいろな色を混ぜて薄い色から濃い色を作りながら塗り重ねます。光に当たる部分は塗り残して、水で周囲の色を塗り広げて薄く色を入れます。

絵具の色が混ざるとどんな色になるか解説した便利な本があります。
色の技法―基本篇 絵具の色に強くなる』鈴木輝實:著/グラフィック社
絵具の知識と画面の色使いについて豊富な実例付きで解説。

| | トラックバック (0)

2008年6月 6日 (金)

少女小説家の氷室冴子さん死去

少女小説家の氷室冴子さんが2008年6月6日、肺がんのため亡くなりました。まだ51歳の若さでした。

私が中学生・高校生だった1980年代には、氷室さんは集英社コバルト文庫(当時は集英社文庫コバルトシリーズ)の看板作家でした。
おこづかいが限られていたので全て読んでいたわけではないけど、すごく好きな作家さんでした。
最初に読んだのは廃刊間近の「小説ジュニア」で連載開始したコメディ『雑居時代』です。
一番好きだったのは平安物の『なんて素敵にジャパネスク』。瑠璃姫と吉野君の悲恋が思い出すたび泣けてきます。
少年少女の中学・高校生活をそれぞれの立場からつづった『なぎさボーイ』『多恵子ガール』『北里マドンナ』は、同じ時間の流れが語り手の視点によって別の物語になることに驚かされました。
角川文庫から刊行された家庭小説に関するエッセイ『マイ・ディア』に連動した企画で角川文庫で復刊された翻訳少女小説たち(『八人のいとこ』『そばかすの少年』など)は素敵な贈り物でした。
大人になって中高生向けのコバルト文庫から離れているうちに出た古代ファンタジー長編『銀の海 金の大地』が評判がいいので気になって、古本で全10巻集めました。
『銀の海 金の大地』の続編が出ないうちに氷室さんが亡くなられたのが本当に悲しいです。氷室さんの小説のタイトルのように『少女小説家は死なない!』と言って欲しかったです。
心よりご冥福をお祈りします。

<訃報>「なんて素敵にジャパネスク」の氷室冴子さん51歳(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

| | トラックバック (0)

2008年6月 5日 (木)

NHK趣味悠々「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」第1回

NHK趣味悠々「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」第1回
NHK教育テレビ 2008年6月4日午後10:00~10:25放送
(再放送6月11日午後0:30~0:55)

第1回は、ボタニカルアートするときの机の上の準備と、葉のデッサン。
机の上の準備はモデルの植物を置く位置や光源などの注意。
デッサンはテキストと同じキクの葉ですが、ちょっと違う描き方をしました。
テキストのような横の補助線は引きませんでした。
番組では、こんなかんじ。



最初に縦の上下のあたりをとり、中心の葉脈(主脈)のラインをひき、横幅の一番広いところのあたりをとる。
出っ張ったり引っ込んだりした目印になる部分にあたりをつけて、その間を埋めていくように葉の輪郭線を引く。
輪郭線が引けたら葉脈の側脈や細脈を描き込む。
光源の方向を注意しながら濃い部分から影を描き込む。

実物そのままに描くのがボタニカルアート(植物画)は、感性に頼る芸術というより、植物観察のように科学的。
基本を忠実に守れば、絵が下手でも描けそうな気がします。

「植物画の世界へようこそ~ボタニカルアート入門」テキストはこちら。
色彩・画材・技法関連本>NHK趣味講座テキスト
使用する透明水彩絵具の色名(ウィンザー&ニュートン、ホルベイン)もこちらで説明しています。がんばって調べました。
黄色と赤色がすごく多くて普通の30色ぐらいのセットでは間に合いません。しかも高価な硫化カドミウム系のカドミウムイエロー中心。ホルベインの通常セットではチタン黄系のパーマネントイエローが入っているので、はじめからバラで買ったほうがいいと思います。
見た目は似た色でも、顔料が違うと混色したときに違う色が出ることがあります。カドミウムは毒性があるので目や手に入らないように注意。色を作るのも化学の知識が必要ですね。

講座で使用している絵筆はウィンザー&ニュートンのシリーズ7ブラシの0号・1号・2号のようです。
最近はアマゾンでも絵筆を扱っているのでびっくり。水彩画以外に、プラモデルの塗装に使われるようです。でも最高級のコリンスキーセーブル筆は、むちゃくちゃ高いですよ。細い筆でも1000円ぐらいします。でも100円の安物の馬毛は塗りにくいから、道具をケチると楽しく描けませんよ。

| | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »