川原由美子「ななめの音楽」#1〈ネムキ2009/05〉
「ななめの音楽 -SCHRAGE MUSIK-」 #1 Invitation
川原由美子(41ページ/扉カラー1ページ)
ネムキ 2009年 05月号 [雑誌] (朝日新聞社)
待ちに待った川原由美子さんのマンガの新連載。
画面の変化に驚きました。
絵柄がリアルになったのはともかく、コマワリが実験的です。1ページに横長のコマが4個タテに並んで、映画の絵コンテのように同じ大きさ枠の中でいろいろな場面が繰り広げられます。枠の外が全てスミベタ。トーンワークもデジタル作業っぽいです。
作者名のところ、「川原由美子」の下に「based on non existent novel written by Michiaki Sato」と記述。「佐藤道明が書いた架空の小説を原作とする」でしょうか。
内容は、LaLa(ララ)1990年1月号掲載の読み切り「ななめの音楽 -SCHRAGE MUSIK-」(川原由美子+佐藤道明)の冒頭部分のリメイクでした。
読み切り版のあらすじはこちらに書いています。
◇右月左月: 川原由美子「ななめの音楽」連載開始予告
〔「ななめの音楽」第1話あらすじ〕
高層ビルが立ち並ぶ未来都市の女子校。伊咲こゆるは友人の織音と珠里に恋愛の魔術のために「精霊をみつける機械」を見せられる。壊れた機械を直すために阿四(あずまや)にいた光子先輩に相談し、助言を受ける。
友人たちが去った後、迎えに来た「雲のお城」のような飛行船に光子が乗り込む。光子から借りたメディアプレーヤーを返すために追いかけたこゆるは、光子と話していた男装の美女に誘われて飛行船に乗り込む。(以下次号)
読み切り版では光子先輩視点で展開していましたが、連載版は後輩の女の子視点で展開しています。後輩の女の子はきゃぴきゃぴのおばかな子(めぐみ)からもう少し普通の子になっています。光子が前髪センター分けでかなり大人っぽくなっています。
こゆるの友人たちとベラエクスマキナ(精霊をみつける機械)のエピソード追加。
阿四で光子がイヤホンで飛行機の音を聞いていたエピソード、読み切りはウォークマンで連載版はメディアプレーヤに変更。
光子を迎えに来たのが戦闘機に乗った老伯爵から、飛行船に乗った男装の美女(ラウラ)に変更。老伯爵は飛行船の中に乗っています。
どう展開するか楽しみです。次回も40ページと大量ページですが、隔月刊の雑誌だからコミックスが出るのは何年先やら。毎号ネムキを買うのかな。ホラーマンガ雑誌苦手なんだけど。
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