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2009年9月30日 (水)

『パリ左岸のピアノ工房』T.E. カーハート〈新潮クレスト・ブックス〉

パリ左岸のピアノ工房 (新潮クレスト・ブックス)
T.E. カーハート:著/村松 潔:訳
新潮社/四六判ソフトカバー(フランス装)318P(2001/11)

原著は英語。
"THE PIANO SHOP ON THE LEFT BANK : The Hidden World of a Paris Atelier"
by Thad E. Carhart , 2000

私小説のようなエッセイ。
パリで暮らすアメリカ人男性が、近所で見つけたピアノ再生工房に出入りするようになり、音楽やフランス人との付き合いを深め、新しい体験をしていく過程を生き生きと描きます。
一見さんお断りのピアノ工房に、知り合いの紹介をもらって出入りするようになり、おすすめのピアノを家に入れることで本格的にピアノにのめりこみます。
子どもの頃にピアノを習っていたアメリカ人は、ピアノ工房で古いピアノを買って再びピアノのレッスンを始めます。
ヤマハやスタインウェイといった一流ピアノメーカーだけでなく、個性のある小さいメーカーのピアノの魅力に目覚め、ピアノにまつわる職人や調律師、運送業者、ピアノ教師、ピアノ愛好者などいろいろな人々と交流します。
ついにはイタリアの高級ピアノメーカー、ファツィオーリの工場まで見学に行きます。

ピアノという楽器の奥深さと美しさに心を揺さぶられます。
読んでいるとピアノを弾きたくなります。

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