« 『おれは不知火』河出文庫/山田風太郎コレクション〈短編集〉維新編 | トップページ | Dakota(ダコタ)パスケース(二つ折り定期入れ)〈ブレッド〉 »

2009年10月19日 (月)

『乙嫁語り(1)』森薫~中央ユーラシアの大家族物語

『乙嫁語り(おとよめがたり)』第1巻
森薫(もり・かおる)
エンターブレイン(BEAM COMIX) (2009/10/15)
B6判コミックス/192P

▼『乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
【アマゾン】

▼『乙嫁語り(1)
【楽天ブックス】

19世紀ヴィクトリア朝イギリスを舞台にしたメイドと貴族の恋物語『エマ』の作者、森薫さんの新作コミックス。

今回の舞台は19世紀の中央アジア。ユーラシア大陸の中央、ロシア(ヨーロッパ)とペルシア(アジア)に挟まれたカスピ海周辺の地方都市。
元は遊牧民族で、数代前から定住生活を送るエイホン家。祖父母、両親、跡取りの末息子、長姉夫婦と4人の子どもたちの11人の家庭に家族が増えるところから始まります。(他に居候のイギリス人研究者もいます)
12歳の跡取り息子・カルルクのところに、遠くの村から8歳年上のきれいな花嫁・アミルがやってきました。アミルの家は女でも馬に乗って弓矢で狩猟をする遊牧民族です。適齢期(当時は十代半ば)を過ぎていることをのぞけば、働き者で婚家に馴染もうと頑張るいいお嫁さんです。
生活風習の違う嫁にとまどいながら、新しい日常生活に適応していく一家。しかし、嫁の実家では不穏な動きが始まっていました。

初々しく相手を思いやる若夫婦がかわいい。見守る家族たちの優しさにも心が温かくなります。
生活描写が丁寧で細かい。食べ物が美味しそう。NHK特集の「シルクロード」が好きだった人におすすめ。
『エマ』番外編の幼いウィリアムとハキムがテニスを通じて友達になる話のように、文化の異なる人たちが歩み寄る話が好きな人にもおすすめ。

『乙嫁語り』連載雑誌
隔月漫画誌フェローズ(発行:エンターブレイン)

漫画誌フェローズ第1号
右上のリンクから『乙嫁語り』の一部が試し読み可能

コミックナタリー Power Push - 乙嫁語り / 森薫
マンガ情報サイト「コミックナタリー」
森薫さんのインタビューと作画現場(動画あり)。



漫画(まんが・マンガ・コミックス)無料立ち読み・試し読みリンク@夏貸文庫

|

« 『おれは不知火』河出文庫/山田風太郎コレクション〈短編集〉維新編 | トップページ | Dakota(ダコタ)パスケース(二つ折り定期入れ)〈ブレッド〉 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41399/46523731

この記事へのトラックバック一覧です: 『乙嫁語り(1)』森薫~中央ユーラシアの大家族物語:

« 『おれは不知火』河出文庫/山田風太郎コレクション〈短編集〉維新編 | トップページ | Dakota(ダコタ)パスケース(二つ折り定期入れ)〈ブレッド〉 »