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2009年12月29日 (火)

番外編「のだめカンタービレ アンコール オペラ編」AKT:2(第2回)感想

番外編「のだめカンタービレ アンコール オペラ編」AKT:2(第2回)
二ノ宮知子(30ページ)
Kiss (キス) 2010年 1/10号 [雑誌]』講談社(2009/12/25)

〈のだめカンタービレ オペラ編 第2回あらすじ〉
モーツァルトのオペラ「魔笛」のオケ合わせ。オーケストラと歌手の初顔合わせの合同練習が始まる。
R☆Sオケはひさびさに旧メンバーが集まりいい調子だが、歌の人たちの歌い方がおかしい。コレペティトゥール(合唱指導者)に頼んでいた歌手たちの「音楽稽古」にオケの副指揮者を名乗る大河内が現れ、勝手に指導していたのだ。オケのメンバーをを帰して、練習場所を変えて千秋自ら歌手の指導を行う。
千秋の指導の前に、菅沼沙也(ぶー子)が、千秋と吉倉杏奈の関係について問いただす。杏奈の説明では、ウィーンにいた子供のころに習っていた社交ダンスのパートナーだったという。その様子を見ていた真澄と峰は杏奈の存在を危険視する。しかしのだめは、千秋と喧嘩したり驚くような音楽の才能を持つ菅沼を昔の自分に重ね、恋敵(ライバル)と勝手に認定する。
先に居酒屋で飲み会を始めたR☆Sオケメンバーは黒木とターニャの仲で盛り上がる。
その後、三善家でピアノの練習をするのだめは、菅沼の存在が気になってのたうちまわっていた。



千秋真一と吉倉杏奈が知り合いだったのはウィーンに住んでいたころという。『のだめカンタービレ#0キャラクターBOOK (KCDX (2079))』の年表によると千秋がウィーンにいたのは8歳から12歳。社交ダンスを始めたのは12歳。日本に帰国してから社交ダンスを習い始めたと思っていましたが、ウィーン時代にやっていても矛盾はしない記述ですね。
トラブルメーカー大河内がまさかの登場。大河内が市民合唱団(ママさんコーラス)の指揮をしていたエピソードも『のだめカンタービレ#0キャラクターBOOK』に出てきます。飲み会でトークショーの前座でオケのメンバーから簀巻きにされて吊るし上げをくらっていますね。
菊地がボストンから女がらみのトラブルで逃げてきた経緯は「キスプラス2009年11月号」掲載の番外編(コミックス未収録)。
コレペティトゥール(歌唱指導者)の片平理々子さん。プラティニ指揮者コンクールで知り合った片平元さんの奥さんです。片平さんは妻子を日本に残してヨーロッパで頑張っていましたが、まさかここで奥さんが出てくるとは驚きです。
菅沼と千秋のバトルが、昔ののだめと千秋を思い起こさせるとは眼の付け所がいい。菅沼は、他人を冷静に観察して言い難いことをズバズバ指摘するところが楽しいです。菅沼が彩子の嫌な部分を指摘してくれたおかげで、苦手だった彩子のことも好きになれました。いっそ本当に千秋と菅沼がくっついても自分は受け入れてしまいそう。
オケのメンバーも歌手たちもみんな若くて楽しそうでいい感じ。次回は演出家が演技指導する「立ち稽古」はどうなることか。

次回は1月9日発売の2010年2号。

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2009年12月28日 (月)

川原由美子「ななめの音楽」#5感想〈ネムキ2010/1〉

「ななめの音楽 -SCHRAGE MUSIK-」 #5 Skeins
川原由美子(40ページ)
ネムキ 2010年 01月号 [雑誌]』朝日新聞出版(2009/12/12)

〔「ななめの音楽」第5話あらすじ〕
飛行機レース「第一レグ龍の背を渡る者」の出発地点シュレスヴィヒ空軍基地にレースの参加者が集まってきた。
レース前日のレセプションが始まる前に、グリーゼ卿(老伯爵)と執事のラウラと共に振袖姿のこゆると光子が飛行機を見て回る。
グリーゼ卿の友人のバビントン卿と話している間にこゆると光子はグリーゼ卿たちと別れる。バビントン卿のチームに以前所属していたパイロット、ヴィク・リドゲート(今回はチーム・ウインドワークス所属)がバビントン卿たちに話しかけてきた。
香椎航空機のパイロットをつとめる日本の女性アイドル、久永まな希(ひさなが・まなき)がこゆるたちに声をかけてきた。機体の調整を手伝うという光子に置いていかれたこゆるはまな希にからまれる。
リドゲートはラウラに、十年前の光子の話をする。お空がなくて飛行機がかわいそうという光子のために、地下格納庫にモニタを置いたのが彼だった。ラウラはリドゲートのチームの機体が武装されている噂を持ち出して、光子たちに攻撃しないように釘を刺す。
そのとき皆の目の前で飛行機事故が起こる。パイロットは無事だったが、心配になったこゆるは光子のために花と香油で御護りを作る。
にぎやかなレセプションから明けてレース当日の朝、パイロットたちは飛行機に乗り込んで離陸し、空にあるスタートラインを目指す。



今回はレセプション用のドレスや振袖で画面が華やかでいいですね。
今回の光子さんはぱっつん前髪のかつらをかぶっていて、こゆるの言うとおり十歳ぐらい若返って見えます(笑)。読み切りのパーティに着ていた着物はチャイナドレス風でしたが、今回は伝統的な大振袖。こゆるは外ではショールと被布みたない袖なしの上着を着ていました。被布なら帯を覆うけど、帯が見えるからエプロンみたいに前だけなのかな。
まな希がこゆるに貸してくれた「リカンベント」。シートに寝そべるような姿勢で前輪のペダルをこぐ自転車の一種です。電動リカンベントがあるかわかりませんが、リカンベントは現実にある機械です。
レセプションのパイロット紹介で光子の名前が出ました。光子・グラーフィン・フォン・グリーゼ。Graefin(グラーフィン)はドイツ語で「伯爵令嬢(伯爵夫人)」。「伯爵」はGraf(グラーフ)です。
レースのスタートラインが空にあるというのは、競艇みたいに決められた時間内にスタートラインを通過する「フライングスタート方式」かな。
いよいよレースが始まる期待感で盛り上がってきました。

サブタイトルの「Skeins」は「もつれ・混乱」または「(飛んでいる野鳥の)大群、群れ」の意。

ネムキ│アサヒコミックオンライン・ホラーコミック - ASAHI COMIC Online
(公式サイト)

『ネムキ』作家総勢16名の直筆キャラクター入りエコバックプレゼント企画実施中!(2010年お正月企画)
へんしうブログ[編集部ブログ]│アサヒコミックオンライン・ホラーコミック
http://asahi-comic.com/blog/images/kawahara.jpg

過去の感想まとめページ
「ななめの音楽 -SCHRAGE MUSIK-」川原由美子@夏貸文庫

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2009年12月26日 (土)

財布をおろす(使い始める)のに縁起のいい日(2010年)

クリスマスが終わってデパートの売り場もお正月ムードになってきました。
福財布の売り出しワゴンにひかれて、新しい財布を買う人も多いでしょう。
2010年(平成22年)の暦で財布をおろす(使い始める)のに縁起のいい日、金運があがるといわれる日をご紹介します。



◇自分の誕生日



◇寅の日
黄色い毛皮の虎(トラ/寅)は金運の象徴だそうで、財布の使い始めに寅の日を選ぶといいと言われます。
2010年1月4日、16日、28日。
2010年2月9日、21日。
2010年3月5日、17日、29日。

特に今年2010年は十二年に一回の「寅年」。
「寅年寅月寅日」(2月9日と2月21日)は、財布を買い換えたり使い始めるのに特に吉らしいです。



◇新月(しんげつ)
朔(さく)。満月の反対。月の初め。月齢0。次の夜から月が太く満ちてくる。
新月から使い始めると月が満ちるに連れて貯まる財布になるという。
▽2010年の新月(朔)
1月15日、2月14日、3月16日、4月14日、5月14日、6月12日、7月12日、8月10日、9月8日、10月8日、11月6日、12月6日

ついでに2010年の満月(望)
1月1日、1月30日、3月1日、3月30日、4月28日、5月28日、6月26日、7月26日、8月25日、9月23日、10月23日、11月22日、12月21日
満月にむかって財布を振ると金運がよくなるという(詳しいやり方は「満月 ふりふり」で検索)。

※月齢の参考ページ
朔弦望/平成22年(2010)(国立天文台)
(朔…新月/弦…上弦・下弦/望…満月)
国立天文台 天文情報センター 暦計算室
太陽・月・星など天体の運行の予測のほか、日本の暦、カレンダーの基準となる資料を提供。

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2009年12月16日 (水)

シャチハタ日付印(回転ゴム印)日付スタンプNFD-4G


最近は思いついたことをすぐ忘れてしまうので、メモを書き付けています。
メモに日付を入れたら見返すときに便利だろうと思って、回転日付スタンプを買いました。

インクパッドを内蔵している日付スタンプが便利そうですが、自分が見て回った店では置いてなかったので普通のゴム印を買いました。ゴム印とスタンプパッドを手の届くところにまとめて置いておけば、インク内蔵でなくても手軽に捺印できます。

シヤチハタ 既製品 回転ゴム印(欧文日付) 4号・ゴシック体 商品番号:00611 NFD 4G
商品サイズ:34.0×28.5×94.0mm
年(2桁)と月日をアラビア数字で表記。印面はゴム。

シヤチハタ(シャチハタ)(メーカー公式ホームページ)

home >> 商品カタログ >> 商品ラインナップ >> ゴム印 >> 回転印 >> エルゴグリップ欧文日付 >> 回転ゴム印エルゴグリップ欧文日付 ゴシック体 4号

◆回転ゴム印エルゴグリップ欧文日付
書体:明朝体/ゴシック体
活字サイズ:初号、1号~6号
(6号はゴシックのみ・印字部分が5連と3連の2種類)

写真は7mm罫のノートに印字したもの。4号ゴシック体です。

Stamp03

スタンプの印面のサイズは和文活字に準拠。
和文活字の号数についてはこちらを参照。

和文号数活字@夏貸文庫

別途スタンプ台(スタンプパッド)が必要です。

シャチハタスタンプ台 普通紙用 小形 黒 HGN-1-K
商品サイズ:77.0×56.0×15.85mm、重量:29g、インキ色:黒

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2009年12月11日 (金)

番外編「のだめカンタービレ アンコール オペラ編」AKT:1(第1回)感想

番外編「のだめカンタービレ アンコール オペラ編」AKT:1
二ノ宮知子(31ページ/うちカラー1P)
Kiss (キス) 2009年 12/25号 [雑誌]』講談社(2009/12/10)

先月末に本編最終話収録の『のだめカンタービレ #23 (講談社コミックスキス)』が発売され、映画「のだめカンタービレ最終楽章〈前編〉」の公開が12月19日に迫った「のだめカンタービレ」の番外編が連載開始しました。
長編マンガの番外編というと不定期掲載のオムニバス短編になるかと思ったけど、まとまった連載なら番外編のコミックス化も早そうですね。

〈あらすじ〉
本編終了から数ヶ月後。
新設の市民オペラの指揮を引き受けた千秋。オーケストラはR☆Sオーケストラ。
演目はモーツァルトの「魔笛」。主役のパミーナは劇団「白い薔薇歌劇団」の主宰特権でぶー子(音大時代の彩子のライバル)に決まり。演出はどさくさで峰が請け負う。
4月のキャストのオーディションで千秋は古い知り合い(?)の吉倉杏奈と再会する。
6月、のだめパリ国立高等音楽院を卒業。夏にソロコンサートを控え、千秋とともに日本に凱旋帰国……のはずが「黒木くんがが金髪碧眼の彼女(ターニャ)を連れてきた」のサプライズの前にかすんでしまう。
桃ヶ丘音大に、歌とオーケストラのメンバーが集まってリハーサルが始まる。



情熱あふれる未知数のキャストと峰の演出で、普通の「魔笛」にはならないでしょう。
千秋と知り合いっぽい美女登場でのだめがショックを受けるか。
次回の展開が楽しみです。

次回は12月25日発売の2010年1号。

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2009年12月 7日 (月)

分冊百科『週刊 池波正太郎の世界』(朝日新聞出版)創刊

朝日新聞出版から分冊百科(パートワーク・ワンテーママガジン)で『池波正太郎の世界』が創刊されました。

『池波正太郎の世界』(朝日新聞出版 公式ホームページ)

『週刊 池波正太郎の世界』全30冊
朝日ビジュアルシリーズ(分冊百科)
A4判変型オールカラー36ページ(創刊号は40ページ)
★2009年12月3日創刊
毎週木曜日発売
(創刊号は2週売り。第2号は12月17日発売)

池波正太郎 没後20年特別企画。
池波正太郎の人気時代小説を美しい写真やイラストや古地図、池波ファンの著名人・研究家による詳細なコラムやエッセイで徹底解説。

代表長編小説『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』のほか、傑作短編時代小説を取り上げる。

表紙は、『剣客商売』『鬼平』など池波作品の挿絵でおなじみの中一弥画伯(98歳)による特別描き下ろし。

新聞の吊広告を見て美しい表紙絵に見惚れました。
表紙は御年98歳の中一弥画伯による描き下ろしと知って驚きました。

ネット書店で探しましたが、アマゾンや楽天ブックスでは取り扱っていませんでした。
セブンアンドワイの雑誌カテゴリーで販売していました。

icon

朝日ビジュアルシリーズ 池波正太郎の世界 2009年12月20日号icon
【セブンアンドワイ】

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2009年12月 5日 (土)

高野文子さんの近年(2006年・2007年・2008年・2009年)の仕事(対談・挿絵)

自分で発行しているメルマガで高野文子さんの『黄色い本』を取り上げたのをきっかけに、最近の高野さんの活動情報を調べてみました。

人気マンガ無料試し読み・立ち読み情報(まぐまぐ)



2009年9月19日発売の月刊COMICリュウ11月号(徳間書店)に、同誌の創刊3周年と高野文子さんのデビュー30周年を記念して「高野文子手ぬぐい」が特別付録として封入されました。
「高野文子手ぬぐい」はデビューの年(1979年)の短編作品「ふとん」の名シーンをあしらった高野さん自身によるオリジナルデザイン。
本誌にも再録されました「ふとん」はコミックス『絶対安全剃刀―高野文子作品集』に収録。

さらに特別企画で対談(鼎談)「失踪入門 延長戦」が本誌に掲載されました。
▼対談:吾妻ひでお《デビュー40周年》×高野文子×中塚圭骸 

なんで『COMICリュウ』なのかと思ったら、『COMICリュウ』に不定期連載で「文子おばさんのペーパークラフト教室」というページを持っているらしい(2006年11月号~)。雑誌公式ページで連載作品として紹介してもらっていませんが。
今の『COMICリュウ』のラインナップはねえ、20年前なら買っていたでしょう。10年前なら立ち読みしていたでしょう。昔好きだった作家さんたちが集まっているんだけど、今の自分の趣味が変わってしまったので微妙。

月刊comicリュウ(公式ホームページ)

コミックナタリー - 必携!高野文子手ぬぐい付きのCOMICリュウ11月号

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2009年 11月号 [雑誌]



新潮社の季刊誌『考える人』の2008年春号と2008年夏号の2回に分けて、鶴見俊輔さんと高野文子さんの対談が掲載されました。

新潮社『考える人』(季刊誌)
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/index.html

『考える人』2008年春号
〈特集:海外の長篇小説ベスト100〉
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji/24.html

対談:鶴見俊輔×高野文子
「チボー家の人々」と「黄色い本」(予告)



2007年から2008年には連載新聞小説の挿絵の仕事をされていました。

ねたあとに
長嶋有〈朝日新聞出版 (2009/2/6) 〉
カバー・扉絵:高野文子

『朝日新聞』夕刊2007年11月20日 ~2008年7月26日連載
連載時は毎回、高野文子さんの挿絵がつきました。

単行本発刊時(2009年3月)に、朝日新聞東京本社コンコースで200枚のカラー原画を展示した挿絵展(原画展)が開催されました。

高野文子さん初の挿絵展 本紙連載小説「ねたあとに」
asahi.com(朝日新聞社):文化トピックス - 文化

新聞連載と同時期に、ポプラ社発行の小冊子(月刊のフリーマガジン)『asta*(アスタ)』で2007年~2008年に、巌谷小波の童話「こがね丸」を原作とした高野文子さんの紙工作劇場が連載されました(毎月1ページ)。

asta*(アスタ) ポプラ社



2006年の仕事。

ニッポンのマンガ (アエラムック―AERA COMIC)
朝日新聞社 (2006/10)
手塚治虫文化賞大賞を受賞した作家による書き下ろし短編、インタビュー、受賞作メイキングなどを収録。

高野さんは短編マンガ「おりがみでツルを折ろう」8ページとインタビュー掲載。

火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)
H・C・アンデルセン:原作/赤木かん子:文/高野文子:ペーパークラフト
〈フェリシモ (2006/09) 〉

高野文子さんのペーパークラフトを挿絵にしたアンデルセン童話の絵本。



新作コミックはなかなか出ませんが、今も好きな人がいっぱいいるんですね。よかった。

高野文子作品集リスト@夏貸文庫

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