小林カツ代『お料理さん、こんにちは』40年前の料理エッセイ
『お料理さん、こんにちは (文春文庫)』
小林カツ代
文春文庫(文藝春秋)(2004/4/7)
料理研究家の小林カツ代さんが40年ほど前に初めて書いた料理エッセイ。
最初は自費出版(『カツ代ちゃーん!』参照)。1971年に講談社から単行本化。1992年に晶文社から復刊。2004年に文春文庫から文庫化されました。
(私が読んだのは図書館で借りた晶文社版)
美味しい食べ物の話と愉快な日常生活のエッセイに、簡単に作れそうな家庭料理のレシピを織り交ぜています。
料理のレシピは手間を省きながら美味しそう。生クリームを使わず、びん入り粉末クリーム(クリープ)を使ったアイスクリーム。本場大阪のたこ焼き。自家製ぬかみそ。などなど。
カツ代さんは、短大卒業直後に結婚してから家庭料理を覚えました。最初はお味噌汁にだしを入れることも知らなかったというから驚きます(ただし、シュークリームやレモンパイや鯉の丸揚げは作れました)。美味しい外食を参考にしたり、本を読んだり、自分の母や夫の母に料理を習って、失敗を積み重ねつつどんどん美味しいものが作れるようになりました。
語り口が楽しそうで、簡単な作り方の料理がすごく美味しそうに見えます。
1970年ぐらいだと料理の材料や道具も現代とあまり変わりません。「天火(てんぴ)」はオーブンのことです。まだ電子レンジは一般的ではなかった時代です。
▽お料理さん、こんにちは|著:小林カツ代|ビットウェイブックス|無料立ち読み|nifty
(電子書籍版・立ち読み可能)
関連図書:『ミセス漫画学校へ行く』『カツ代ちゃーん!』
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