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2010年1月 4日 (月)

みづゑのレシピ『ディック・ブルーナさんの絵本のつくりかた』ミッフィー

ディック・ブルーナさんの絵本のつくりかた―ミッフィーはどうやって生まれたの? (みづゑのレシピ)
みづゑ編集部:編集
美術出版社(2007/03)
22×18.5cmソフトカバー112ページ

シンプルな線と明るい色使いの絵本で知られる、オランダの絵本作家ディック・ブルーナ(Dick Bruna)さんのこれまでの作品の魅力と、絵本の製作過程を紹介するビジュアルブック。日本未刊の作品や原稿や原画も多数掲載のカラフルな本です。絵本好きの大人向けの本です。

ブルーナさん本人は画家になりたかったが、父親は出版社の経営を継ぐことを望んでいました。妥協案で出版社所属のグラフィックデザイナーになり、本の装幀やポスターを多数手がけました。

1955年に絵本『ちいさなうさこちゃん(ミッフィー)』が発表されてから50年目の2005年にオランダや日本で展示会が開催され多くのファンが集まりました。展示会の様子やオランダの名所の案内。日本人アーティストによるブルーナさんとミッフィーへのメッセージや創作物も掲載。

ブルーナさんの代表作は小さなウサギの女の子ミッフィー。
オランダ語で子ウサギを意味する「nijntje(ナインチェ/ネインチェ)」
英語名がMiffy(ミッフィー)。
日本では「うさこちゃん(福音館書店…石井桃子・松岡享子:訳)」「ミッフィー(アニメ/講談社…角野栄子:訳)」として知られています。

あの均一な輪郭線がペンではなく、ポスターカラーと筆で描いているのは驚きです。線画は透明フィルムに焼き付けて印刷原稿を作り、色は色紙を切り貼りして指定して特別に調合したたった6色のブルーナカラー(red・yellow・blue・green・gray・brown)で印刷します。シンプルな色使いや文章に非常に深い思索がこめられています。

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