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2010年1月 3日 (日)

アンデルセン『火打ち箱』高野文子ペーパークラフト絵本

火打ち箱 (こんなアンデルセン知ってた?)
H.C.アンデルセン:原作
赤木かん子:文
高野文子:ペーパークラフト
フェリシモ(2006/09)
21.5×17cmハードカバー/52ページオールカラー

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話「火打ち箱(TINDER BOX)」の絵本。

本の探偵・赤木かん子さんがよく探偵依頼をうける話です。探している人に紹介する適当な本がないという話をしていたら、高野文子さんが思いついてペーパークラフト製作とデジタルカメラでの撮影を担当されて新しい絵本を作られました。

お宝を手に入れた兵隊さんが処刑寸前で魔法の火打ち箱で大逆転するお話。魔法使いや不思議な魔法の犬などアラビアンナイトのような雰囲気。火をつける道具が重要アイテムだったり、財産を散財したり、魔法のアイテムでお城のお姫様に会いにいったりするのはアンデルセンの「空飛ぶトランク」に通じるものがあります。

話のポイントは目玉が「茶碗くらい」「水車くらい」「塔くらい」もある大きな犬。人物は輪郭線をはっきりさせ、犬はピントをはずして輪郭をはっきりさせないように撮影して大きさを表現しています。
中のページは緑色の紙と朱色のバックと黒い線のシンプルな色使い。なかなかおしゃれです。表紙は小さい写真ではわかりにくいですが、中心の四角は火打ち箱の中身。下は犬。上は人物4人(兵隊と王と王妃と姫)です。むしろ上の人物はないほうが画面がすっきりしたのではと思います。

高野文子作品集リスト@夏貸文庫

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