パソコンに画像を取り込む周辺機器「イメージスキャナ」の分類
スキャナ(スキャナー/scanner)とは、走査するための装置。走査装置。
走査(そうさ/スキャニング/scanning)とは、電子機器で画像情報を読み取って電気信号に変換して送受信する操作。コンピュータ、ファクシミリ、コピー機、テレビ(テレビカメラ/テレビ受信機)などで使われる技術。
スキャナにはパソコンに接続する画像入力装置「イメージスキャナ」、バーコードの情報を読み取る「バーコードスキャナ」、物体の断面をスキャンする「CTスキャナ」などがある。
一般にスキャナと言うと、パソコンにUSBケーブルなどで接続する画像入力用の周辺機器「イメージスキャナ」をさす。
《イメージスキャナの種類》
フラットベッドスキャナ/ドキュメントスキャナ/フィルムスキャナ/ハンディスキャナ/モバイルスキャナ
〔続く〕
■イメージスキャナの種類
○フラットベッドスキャナ(flat bed scanner)
コピー機のように、透明ガラスの平らな台の上に原稿を固定して、機械の中の読取装置を動かして走査するスキャナ。
写真・イラストなど細かい画像の読取に向く。
複合機のように、プリンタと一体になった機種もある。
一般向けの製品は最大A4サイズまで読取可能な機種が多い。それ以上大きい原稿は分割して取り込み、パソコン上で画像データを合成する。
読取センサ(スキャン方式)で、CCD(高性能)やCIS(廉価・薄型)などがある。廉価なCISは原稿の読取がわずかにゆがむなど精度が劣るが、一般的な使用には支障はない。
廉価なモデルは反射原稿専用。フィルムなどの透過原稿用にオプション(透過原稿ユニット/フィルム用光源ユニット)が付けられる機種もある。
《キヤノン(キャノン)》
CanoSCAN(キャノスキャン)
◇キヤノン/パーソナル向けスキャナー CanoScan
《エプソン》
Colorio Scanner(カラリオスキャナー)
◇エプソン/製品情報 | スキャナー | カラリオ |
○ドキュメントスキャナ(document scanner)
プリンタのように、シート状の原稿を1枚ずつ機械に通して内部に固定した読取装置で走査するスキャナ。
フラットベッドスキャナに比べて、読取精度に劣るがスピードは速い。
雑誌の切り抜きなど1枚ずつに分解できる紙の資料の整理に向く。
複数ページにわたる冊子や、立体物のスキャンはできない。
フラットベッドスキャナに比べて小型化できる。
《富士通》
ScanSnap (スキャンスナップ)
◇富士通/カラー イメージ スキャナ ScanSnap (スキャンスナップ)
《キヤノン(キャノン)》
image FORMULA DRシリーズ
◇キヤノン/製品ラインアップ ドキュメントスキャナー
○フィルムスキャナ(film scanner)
フィルムカメラによる写真や映画で使うネガフィルムやポジフィルムなどを走査するスキャナ。
原稿(フィルム)に読取装置の反対側から光を当てて、透過光から画像を読み取る。
フィルムスキャンに特化した専用製品の他に、フラットベッドスキャナに追加するオプション(透過原稿ユニットなど)がある。
フィルムのように透過光で画像を読み取る原稿は「透過原稿」、普通の紙のように反射光で画像を読み取る原稿は「反射原稿」と言う。基本的にフィルムスキャナ以外のイメージスキャナは反射スキャナ。
○ハンディスキャナ
レジで使うバーコードスキャナのように、装置を読み取り対象に当てて走査するスキャナ。
広い部分を読み取るのは難しい。
○モバイルスキャナ
軽量小型で持ち運びできるスキャナ。
定義はなく、ハンディスキャナやドキュメントスキャナの小型の機種に用いられる名称。
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