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2010年6月19日 (土)

世界のフィギュアスケート/インサイド・ストーリー『氷上の光と影』田村明子

氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート
田村明子
新潮社 (2007/2/24)
四六判ハードカバー/208ページ

2006年のトリノオリンピックから1年後に発行されたスポーツノンフィクション。
世界で活躍するフィギュアスケートの選手、コーチ、コリオグラファー(振付師)、ジャッジ(審判)のいろいろなエピソードを列挙しながら、フィギュアスケートの世界の華やかな見かけと影の駆け引きを鮮やかに描きます。
スケートファンなら周知のエピソードでしょうが、バンクーバーオリンピックでフィギュアスケートに興味を持った新規ファンには非常に勉強になります。

フィギュアスケートに興味のない人間でも知っているナンシー・ケリガン襲撃事件が、アメリカでフィギュアスケートの一般人気を高めて大勢のプロスケーターがバブルの恩恵を受けたのは知りませんでした。
ソルトレイク五輪のフィギュアスケートペア審判不正疑惑で新採点方式が導入されたのはスケートに興味を持ってから知りましたが、不正があったかどうかは実ははっきりしないのは驚きました。勝手な正義を振りかざすマスコミ報道はフィギュアスケートのイメージを悪くして、フィギュアスケートの人気が落ちていったのは皮肉なものです。

著者はアメリカ在住のフリーライター。フィギュアスケートの大会の取材や、日本人選手のインタビューの通訳を務めるなど、現場の関係者をよく知る立場から明快な記事を書かれています。



《関連記事》
新潮文庫『氷上の光と影―知られざるフィギュアスケート』田村明子:著(佐藤有香:解説)
(2011年1月の新潮文庫の新刊)

フィギュアスケート情報@夏貸文庫

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