『15歳の寺子屋 乗り越える力』フィギュアスケート荒川静香/講談社
『15歳の寺子屋 乗り越える力』
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『15歳の寺子屋 乗り越える力』
荒川静香
出版社: 講談社
発行年月日:2011/05/16
サイズ:四六判ハードカバー/98ページ
フィギュアスケートの荒川静香さんの自伝。
15歳になる中学3年生向けに、著名人が自分の人生を語る講談社〈15歳の寺子屋〉シリーズの一冊。
本人にインタビューした話をライターが構成して書いた本です。
ジュニア時代からの写真多数(モノクロ)。
5歳でひらひらの衣装にあこがれてスケートを始めたことから、24歳でオリンピック金メダルを獲得するまでのスケート人生を振り返る。子どもの頃に考えていたことを丁寧に思い出して語っているので、読んでいて興味深い。
小学校からフィギュアスケートの天才少女と呼ばれ期待されていたが、学生時代は友達と違うのが恥ずかしくていやだった。中学校のときの将来の夢はパティシエ(菓子職人)で、休みの日はお父さんと一緒にアップルパイなどお菓子を作っていた。
中学3年の卒業式を欠席させられいやいや世界選手権の補欠として連れていかれ、ホテルの部屋も食事も会場の関係者パスも用意されていなくてみじめな思いをした。
東北高校はスポーツ特待生になると学費免除のほか、国内試合遠征の費用も負担してくれた。スポーツで注目される生徒が集まる学校だから目立たなくなるかと思ったのに、国際試合で何週間も学校を休むことが多く友達とぎこちなくなってしまった。
高校1年のときにプログラムを作ってくれた、初めて海外の振付師トーラー・クランストンの型破りに驚いた。
大学を卒業したらスケートをやめて就職するつもりで、スポーツ特待生でなく一般の自己推薦入試で早稲田大学に進学した。大学1年のときは親戚の家に居候し、2年からは学校と練習場所のアイスリンクに通うのに便利な場所のアパートで一人暮らしした。練習と学校の勉強とともにファストフードのアルバイトをして、スケート以外の世界とお金を稼ぐ苦労を知る。
大学生活最後の世界選手権で金メダルを獲り、引退が言い出せなくなった。大学卒業後はプリンスホテル所属。
トリノオリンピックではコーチたちと話し合って積極的に勝てる作戦を練った。トリノで金メダル獲得後はプロスケーターとなる。
《目次》
はじめに 「ひらひら」の衝撃からはじまった
第1章 目の前の「憧れ」を追いかけて
第2章 素直になれない心
第3章 スケート以外の人生も大切
第4章 あきらめたらもったいない
第5章 金メダルは自分に負けなかった証
おわりに また次の目標にむかって
《関連記事》
トリノオリンピックフィギュアスケート『金メダルへの道』荒川静香・NHK取材班
◇フィギュアスケート情報@夏貸文庫
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