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2016年12月28日 (水)

愛知県スケート連盟のあゆみ(2)/三笠宮賜杯中部日本スケート競技大会とは

「三笠宮賜杯(みかさのみやしはい)中部日本スケート競技・アイスホッケー競技大会」は、中部地方の氷上スポーツの県対抗戦(ローカル大会)。
スピードスケート競技・フィギュアスケート競技・アイスホッケー競技の3種目を開催。
愛知・岐阜・山梨・静岡・石川・富山・新潟・福井・三重・長野の各県スケート連盟・アイスホッケー連盟と中日新聞社の主催。
各県スケート連盟から選ばれた代表が参加。
フィギュア競技部門の種目はジュニアの男子シングル・女子シングル(SP、FS)。各県最大4名出場。

昭和27年(1952年)
第1回中部四県スケート競技大会開始
中部四県(愛知、岐阜、長野、山梨)のスケート連盟が主催
のちに中日新聞社が共催に加わる

昭和39年(1964年)
三笠宮崇仁殿下より賜杯を賜り、名称を「三笠宮賜杯中部日本スケート競技会」とする

平成28年現在は愛知・岐阜・山梨・静岡・石川・富山・新潟・福井・三重・長野各県スケート連盟・アイスホッケー連盟が参加。

中部ブロック(富山、石川、福井、静岡、愛知、三重、岐阜)+関東ブロック(長野、山梨)+東北ブロック(新潟)

三笠宮賜杯の由来については、平成4年に刊行された『愛知県体育協会 六十年史』の愛知県スケート連盟の歴史の中で語られている。

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■三笠宮賜杯中部日本スケート競技大会
(『愛知県体育協会 六十年史』P96-97より)

国民体育大会の折に、中部四県(愛知、岐阜、長野、山梨)の連盟関係者が集まり、スケートの普及発展を願い、また国体に参加できない選手のための競技会を開催しようという趣旨のもと、昭和27年、第1回中部四県スケート競技大会が産声をあげた。
その後静岡県を加え、また中日新聞社が共催に加わり、平成3年で40回を数え、歴史の重みを感じる充実した競技会となった。
競技種目は、国体と同じくスピード、フィギュア、アイスホッケーの各種別となっている。各県の友好を目的とした本大会も、技術の向上を目指したものとなり、徐々にその性格を変えつつあるが、その本質に変わりはない。
昭和39年、中日新聞社、高須四郎(当時理事長)、小塚光彦らの尽力により、日本スケート連盟竹田恒徳会長を通じスケート好きの三笠宮崇仁殿下より賜杯を賜り、その名称も三笠宮賜杯中部日本スケート競技会となり、現在に至っている。
競技会場の制約で、三県(長野、山梨、岐阜)の持ち回りで実施していた本大会だが、昭和61年、初めて愛知県で第35回大会を主管した。
その後、中部各県の持ち回りで開催するようになり、今日に至っている。

(以上引用)



「賜杯(しはい)」とは、天皇や皇族の名義で、競技の優勝者に賜る優勝杯(トロフィー、カップ)。

竹田恒徳(つねよし)氏は、戦後に皇籍離脱した旧皇族の竹田宮家当主。
日本オリンピック委員会会長(1962年 ~ 1969年)、国際オリンピック委員会理事なども務めた人物、
1948年~1984年の長きにわたり日本スケート連盟会長を務めた。
現在の日本オリンピック委員会会長の竹田恆和(つねかず)氏(2001年 ~ )は恒徳氏の三男。

日本スケート連盟-竹田恒徳会長-三笠宮崇仁殿下のつながりで賜杯を賜ったということか。

小塚光彦氏(平成4年当時愛知県スケート連盟顧問)は愛知スケート連盟創成期からのメンバー。昭和20年代はフィギュアスケート選手として国体入賞。昭和38年から国際審判員として活躍。日本チームの監督や競技役員として海外の試合を引率したりもした。

高須四郎氏(昭和39年当時理事長)はスピードスケートの元選手。

「競技会場の制約」というのは1周400mのスピードスケート用リンクが愛知県内にはないということ。近年では反対に、岐阜県内にフィギュアスケート・アイスホッケー用の60×30mのリンクがないので、互いに会場を借りて大会を開催している。

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■三笠宮賜杯 中部日本スケート競技・アイスホッケー競技大会
中部10県のフィギュアスケート・スピードスケート・アイスホッケーの大会。
主催:中日新聞社
   愛知・石川・岐阜・静岡・富山・長野・新潟・福井・三重・山梨の各県スケート連盟・アイスホッケー連盟(五十音順)

2017年は岐阜県スケート連盟・石川県アイスホッケー連盟が主管。
スピードスケート/2月3日(金)~4日(土)・岐阜県クリスタルパーク恵那スケートセンター(岐阜県恵那市)
フィギュアスケート/1月14日(土)~15日(日)・豊橋アクアリーナ(愛知県豊橋市)
アイスホッケー/2月18日(土)~19日(日)・日本ガイシアイスアリーナ(愛知県名古屋市)

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