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2020年8月30日 (日)

一挙再放送「100分de名著/ミヒャエル・エンデ『モモ』」NHK Eテレ/2020年8月30日(日)

NHK Eテレの文学番組『100分 de 名著』。
本放送は毎週月曜日午後10時25分~10時50分。
古今東西の名著を1回25分×4回、合計100分で読み解きます。
専門家による読みどころの解説、プロの朗読、オリジナルアニメーションや映画の映像と音を駆使したダイジェストで一般向けに読み砕きます。

2011年4月に始まり、2020年8月でちょうど100作品目。
2020年8月に紹介した名著はドイツの作家ミヒャエル・エンデの児童文学『モモ』。
円形劇場跡に住み着いた少女モモが、時間泥棒から町の人々を救うファンタジー童話。
原作の日本語訳は岩波書店から刊行されています。ハードカバーの単行本、愛蔵版、岩波少年文庫版、電子書籍版があります。この番組のおかげで、最近も新刊書店で売り上げを伸ばしたそうです。
2020年8月28日は、エンデ没後25年です。

講師(指南役)の臨床心理学者の河合俊雄さんは、ユング派分析家の河合隼雄さん(心理学者、元文化庁長官)の息子さん。

2020年8月30日(日)14時30分~16時06分に全4回を一挙再放送します。

100分 de 名著 - NHK

「100分 de 名著」の番組公式サイトです。
誰もが一度は読みたいと思いながらも、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回、つまり100分で読み解く新番組です。

毎週月曜日/午後10時25分~10時50分 <再>水曜日/午前5時30分~5時55分、午後0時00分~0時25分(Eテレ)

※8月31日(月) 22時25分~22時50分は第4回の再放送となります。

《一挙再放送》
『100分de名著 ミヒャエル・エンデ“モモ”』
チャンネル:NHK Eテレ(地上波放送)

講師(指南役):河合俊雄(京都大学教授、臨床心理学者、京都大学こころの未来研究センター所長)
司会:伊集院光(タレント),安部みちこ(NHKアナウンサー)
朗読:のん(俳優)
語り:加藤有生子
アニメーション:ケシュ#203(ケシュルームニーマルサン)


▽第1回「モモは心の中にいる!」
2020年8月30日(日) 14時30分~14時54分

みすぼらしいほどちっぽけな存在「モモ」。だけど彼女に話を聞いてもらうと、どんなに打ちひしがれている人もたちまち元気を取り戻す。その秘密は「聴く力」。一流のカウンセラーにも通じるこの力は、いいかえれば「自分を空っぽにすることで他者を迎え入れ、よい方向に導いていく力」。誰の心の中にもこんな「モモ」が住んでいるのだ。
第1回は、モモがもっている「聴く力」を通して、私たちがより豊かに生きるヒントを探る。

▽第2回「時間を奪う“灰色の男たち”」
2020年8月30日(日) 14時54分~15時18分

灰色の男たちの巧妙な詐術によって街の人々は自分が過ごしていた豊かな時間を無駄なものだと思い込み、「時間貯蓄銀行」に預け始める。その結果、豊かな時間を失った人々の心はますますすさみ、子どもたちは自由な時間を奪われ管理されていった。「灰色の男たち」は効率主義的、物質主義的な世界観を象徴だともいわれる。
第2回は、「灰色の男たち」が奪った「時間」を見つめることで、私たちにとって「時間とは何か?」を考える。

▽第3回「時間とは“いのち”である」
2020年8月30日(日) 15時18分~15時42分

「時間の国」で時間を司るマイスター・ホラに出会うモモ。彼が見せてくれたのは、時間が生まれる瞬間の光景。そこでモモは「時間はいのちそのものである」という真理に気づかされる。そして、この世には自分というちっぽけな存在を超えた根源的な働きがあることにも。
第3回は、エンデの根源的な哲学が表現されている章を読み解き、「時間とは何か?」「いのちとは何か?」「死とは何か?」という本質的な問いについて考える。


▽第4回「“受動”から“能動”へ」
2020年8月30日(日) 15時42分~16時06分

「時間の国」から帰還したモモは、時間を奪われた友だちを助けるため行動を開始する。そしてモモがたった一人で挑んだ戦いがやがて世界を元通りにする。何の力もないちっぽけな女の子がどうしてそんな勇気を得ることができたのだろうか? その理由は「直観」や「深層意識」に支えられた「受動から能動への転換」があった。第4回は、モモの「受動から能動への転換」に秘められた、人間が世界を変えていく可能性を読み解く。

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《関連書籍》

○NHKテレビテキスト「100分 de 名著」
『モモ』 2020年8月
2020年7月25日発売
定価:576円(本体524円)
判型:A5判 116ページ


ひとりの少女があなたに教えてくれること
ある日、街はずれの円形劇場跡に住み着いた少女モモ。彼女には、人びとの話に耳を傾けるだけで、彼らに自信を取り戻させる不思議な力があった。そこに現れたのが「灰色の男たち」。彼らは街のみなに時間の節約をもちかけ、浮いた時間を奪いとる「時間どろぼう」だった!
1973年の出版以来、世界中で翻訳された『モモ』は児童文学の傑作と名高い。しかしこの作品がもつ真価は、せわしない日常を生きる大人にこそ向けられている。時間の価値とは? 豊かな生とは? そして死とは? さまざまなメッセージに満ちた物語の神髄を、臨床心理学の立場から鮮やかに読みとく。

☆電子テキスト版

NHK 100分 de 名著 ミヒャエル・エンデ『モモ』 2020年 8月 [雑誌] (NHKテキスト) Kindle版
 【アマゾン】電子書籍
Kindle版:472円(税込)

モモ (岩波少年文庫) Kindle版
 【アマゾン】電子書籍
Kindle版:880円(税込)
ミヒャエル・エンデ (著)/大島 かおり (翻訳)

番組中に使われた実写映画は1986年公開の西ドイツ・イタリア共同制作作品。モモ役はラドスト・ボーケル(ドイツの女優。撮影当時10歳前後)。

モモ [DVD] 映画版
【アマゾン】
時間 : 1 時間 45 分
発売日 : 2002/5/24
出演 : ラドスト・ボーケル, ジョン・ヒューストン, ブルーノ・ストリ, レオポルド・トリエステ, ヨハネス・シャーフ
字幕: : 日本語
言語 : 英語 (Mono)
販売元 : パイオニアLDC


☆ミヒャエル・エンデ(Michael Ende, 1929年11月12日 - 1995年8月28日)。
2020年はエンデ没後25年。

『モモ』のほか、映画「ネバーエンディングストーリー」の原作『はてしない物語』(映画1作目のラストと2作目以降は認めない)、昭和49年に日本でアニメ化された『ジム・ボタンの機関車大旅行』(どこでも走れる機関車エマで旅をする意外、主人公の設定すら原作と一致しないアニメ見てた)が有名。

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