河出書房新社(ふくろうの本)『図説 赤毛のアン(増補版)』2025年4月28日刊行
『図説 赤毛のアン(増補版)』
著者:奥田実紀
出版社:河出書房新社(ふくろうの本)
初版:2013年3月
増補版:2025年4月
サイズ:17×21.5cm(A5変形)
カナダの作家ルーシー・モード・モンゴメリーの小説『赤毛のアン』シリーズの舞台を多くの写真や図版とコラムで紹介するビジュアル本。
カラーページと白黒ページ半々。
河出書房新社<ふくろうの本>シリーズ。
初版は2013年3月刊行・
2025年4月28日に近年の情報を加えた増補版が刊行されました。
旧版を図書館で借りたので、増補版と比較しました。
本文は旧版が144ページ、増補版が152ページ。
内容は第1章から第6章は旧版と同じ。
物語の舞台となるカナダの風景、アンシリーズの概要、作者自身の生涯、物語に出てくる料理や手仕事、植物の紹介。「赤毛のアン」の映画や舞台やアニメの紹介。
巻末にアンの人生と作者の人生、関連する歴史の年表を掲載。
増補版では「第7章 アンの世界その後の広がり」が追加。
2013年に旧版が出版されて以降のアンシリーズ関連のニュース。
・映画「赤毛のアン」三部作(2015~2017)
・ドラマ「アンという名の少女」(2017~2019)
・アニメ「アン・シャーリー」(2025)
・連続テレビ小説「花子とアン」(2014)
などを紹介・
モンゴメリーの小説「エミリー」シリーズも紹介。日本でも2007年にアニメ「風の少女エミリー」がNHKで放送されました。
本の装丁は同じに見えますが、増補版は表紙右の写真がグリーンゲイブルズに差し替えて、赤毛のアンのイラストのカナダの切手が添えられています。裏表紙も右上の写真が畑が広がる風景写真に差し替え。
本の値段が旧版が1,800円(本体)、増補版は2,300円(本体)。
写真や図版を眺めるだけでも「赤毛のアン」の世界を知ることができます。
理解を深めるためにもおすすめの参考書です。
▽図説 赤毛のアン 増補版|河出書房新社
出版社紹介ページ
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